サイの学校

教育・教員のいろは

TIMSS や PISA とは?

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 こんにちは~  シロナです。

 

どうもサイです。

 

今年も半年たちましたね。 「PISA 2021」 まだやらないんですか?

 

PISA 2021」は,2022年に延期されたみたいだよ。

 

あれ?そうだったんですね (笑)  

 

 

 

 

 

 

本日のテーマ

TIMSS や PISA について知ろう!!

 

 

 

 

ニュースで,よく耳にする

「TIMSS」や「PISA」とは何なのか?

分かりやすく,解説していきます。 

 

 

 

 

 

国際比較調査のTIMSSとPISA

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TIMSSやPISAは,国際比較調査というものの1つです。

世界の国々の子どもたちが同じ問題をといて,

その結果を参考に,各国のカリキュラムを

評価したり,見直したりします。

 

日本の場合は,学習指導要領の改訂等に活用されます。

 

 

 

 

 

TIMSSの特徴

 

 

TIMSSは,「ティムズ」と呼びます。

Trends in International Mathamtics and Science Study の略です。

日本語では,「国際数学・理科教育動向調査」といいます。

まぁ,きほんTIMSSでいいです。

 

TIMSSは,1999年から始まり,4年に1回行われており,

IEAというトコロが実施しています。

TIMSSの調査は,算数・数学,理科の2科目からなっていて,

小学校4年生と中学校2年生が対象です。

 

TIMSSは...

学校カリキュラムで学んだ知識やスキルが,

どの程度習得されているか?を調査しています。

そのため,基礎的・基本的な項目が多いのが特徴です。

 

 

 

 

PISAの特徴

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PISAは,「ピザ」や「ピサ」といいます。

Programme for International Study Assessment の略ですね。

「生徒の学習到達度調査」といったトコロでしょうか。

まぁ,これもPISAでいいです。

 

PISAは,2000年から始まり,3年に1回行われていて,

OECD経済協力開発機構)が実施しています。

PISA調査は,読解力,数学的リテラシー

科学的リテラシーをはかっていて,高校1年生が対象です。

 

PISA調査では...

知識やスキルを実生活の様々な場面で直面する課題に

どの程度活用できるか?を調査してます。

そのため,PISAはTIMSSに比べ発展的な問いが多いのが特徴です。

 

OECDが「経済」に関係する組織なだけあって,

学校で学んだ知識やスキルといったものが,

将来も(たとえば仕事に)活かせるか?

重視しているわけです。

 

 

 

 

日本の理科教育の課題

 

 

 TIMSSとPISAについて,理解を深めたトコロで,

日本の理科の成績って海外と比べてどうなの?

という話をやっていきます。

 

PISAやTIMSSの調査は,

東アジアの国々が高い順位をたたき出しています。

日本もPISAとTIMSSともに,上位の実力を持っています。

1位とか,2位とか,3位とかを量産していて,

そこそこのトップランカーといっていいでしょう。

 

順位においては,世界的に見ても

上位を量産している日本なんですが,

少し?問題もあります。

 

実は,このTIMSSやPISAでは,

テストに加えて子どもたちにアンケートも行います。

 

すると,理科が得意なはずの日本の子どもたちなのに,

「理科を学ぶ重要性を感じない」とか,

「理科が嫌い!!大嫌い!!」といった,

いわゆる「理科離れ」がモロに現れています。

 

理科は得意だけど嫌いというのが,

日本の理科教育の課題として

指摘されているんですね。

 

 

 

 

今回は、

TIMSS や PISA について知ろう

というテーマでやっていきました。 

 

内容としては...

 でしたね。

 

 

 

 

では、また次回お会いしましょう!!

以上でーす。

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

サイの部屋へようこそ。

ここまで読んでいただいて

ありがとうございます。

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