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【基本のき!】GIGAスクール構想|大学生のブログ|教育時事

大学生のブログ|教育時事

 

ナンにるろうに剣心と2週続けて楽しみなサイです~

 

今回のテーマ,「GIGAスクール構想とは」というテーマで話したいと思います。

 

GIGAスクール構想=

 

最近話題の「GIGAスクール構想」❕

 

文部科学省を中心に,「GIGAスクール構想」が取り組まれています。

 

文部科学省は,GIGAスクール構想を

 

〇1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する。

〇これまでの我が国の教育実践と最先端の のベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す。

 

GIGAスクール構想の実現へ:文部科学省) 

 

 と示しています。

 

ざっくり言うと,児童生徒1人1台端末を渡して,各々に合った教育環境を提供するといった感じです~

 

GIGAスクール構想の背景には,日本の教育の課題があります。

 

実は日本,OECD加盟国の中で最も教育現場のICT化が遅れている国なんです~

 

本の学校を訪問した外国人が,教育現場でのICT活用の程度の低さを鼻で笑ったという話もあるぐらいです(笑)

 

 

 

 

 

GIGAスクール構想によって得られる利点として3つ挙げられています!

 

①双方向型の授業

 

一般的な日本の授業は,教員1人に対して,生徒が複数という構図で,教員が話した内容を生徒が一方的に聞くという授業になりがちです。

 

これを,一斉教授法と言いますが,明治時代からあるちょっと古い授業の形なんです。(伝統的ともいえる…物は言いよう)

 

www.sai-edcation-lib.com

(こちらの記事で詳しく取り上げています)

 

ですが,端末を用いることで,生徒の意見が教員の端末にも表れるので,それを用いて,生徒の意見を見たり発表させたり等々,双方向の授業が期待されています。

 

 

 

②個別学習

 

各人が別々の内容を学習できるため,1人1人の教育的ニーズ,学習状況に応じた個別学習が可能になると言われています。

 

 

③協働学習

 

例えば班活動といった協働学習において,1人1人の考えをお互いにリアルタイムで共有でき,話すことの得意不得意にかかわらず,子ども同士で双方向の意見交換が期待できます。

 

 

また,個人的に

 

④教育の盛り上がり

 

ICT教材などを外部に委託することで,教育事業が盛り上がり,学校教育も盛り上がる。

 

ということもありそうだなと考えています。 (ねらい目かもしれないですネ)

 

いいことづくめの様にも見えますが,『スマホ脳』の指摘や,ICT教育リテラシーを備えた教師教育といった課題もありそうです。

 

これからの動きに注目したいですね~

以上でーす。