【え...こんだけ?】天才の「考え方」3つ|大学生のブログ|大学生おすすめの本
大学生のブログ|大学生おすすめの本#14
スーパーカブというアニメが良すぎて,スーパーカブに乗りたくなってるサイです。
今回は,明治大学教授 斉藤孝先生の『頭がよくなる思考法』から,天才の「考え方」を3つ紹介します~
1.読書で得るものは知識ではない
天才の「考え方」の1つ目は,「読書の在り方」についてです。
あなたが本を読んだとします。そこで,初めて知ったことや驚いたこと,納得したことなどに出会いますよね。
そこで,多くの人は「ホクホク」「ニンマリ」するのではないでしょうか?
僕はします(笑)
むかしは良かったんですよね...それでも
でも今は,インターネットの普及で,分からなければ調べられば良い時代となったので,情報自体の価値はなくなりました...
そんな時代には,ワザとしての思考法が重要になってきます!
例えば,「アインシュタインは相対性理論を見いだした」という知識(情報)があったとします。
このときワザとしての思考法とは,「どうやって(どういった考えで)アインシュタインは,相対性理論を導いたのか?」ですよね。
元々は,ニュートン物理学があったわけだから,そこにどういう思考があったのかが重要になるんですね~
2.世界の正体を知っている
天才の「考え方」の2つ目は,「世界の見方」です。
世界の見方とは,私たちの世界は客観的なものではなくて,それぞれの主観によって,さまざまに世界は存在するという見方です。
分かりやすい例を挙げてみますね~
「カレー」と聞くと...
多くの人が,ココイチに出てくるようなカレーを想像すると思います。
でも,周りを見てみると,インドカレーがあり,ミャンマーカレーがありと,「カレー」も様々です。
みなさんが想像した「カレー」も,ココイチのカレーなのか,母親のカレーなのか,白と茶色で描ける絵なのかと違いがあるはずです。
つまり,ここでいう世界の見方とは,「先入観を持たない」ということですね。
この「先入観」,ほとんどの人が持っているんじゃないかな...
「最近の若いもんは...」とか
「○○なんだからこのくらい...」とか
は,ありきたりですが
「カメラは写真を撮るものだ」とかっていう先入観は,気づかぬうちに植え付けられているのではないでしょうか。
中学生のころ,同級生の女子が,筆箱によくプリクラを貼っていました。このプリクラは,写真とシールからできています。
「写真は,カメラで撮って思い出を保存するものだ」「シールは,好きなところにはるものだ」という先入観にとらわれていると,プリクラという積は生まれなかったでしょう。
プリクラも,今ではどのゲームセンターでも見かける1つのビジネスです。
このように先入観を取り払えば,それは,アイデアや大きな成長へつながるんです!
3.弁証法を活用している
天才の「考え方」の3つ目は,「弁証法」です。
これは,Aに対してBが反するときに,それによって高次のCが導かれるというものです。
光は,光子という粒子としての側面と波の側面を持っていると言われます。これは,粒子と波という相反する(矛盾する)ものから,より高次の光が示されています。
より身近な例で言うと...「上司に怒られた」でしょうか。これは,自分の行動Aに反する説教Bが存在するというものですね~
また,「会議で提案したが,否定された」というのも例になると思います。
理由もなく怒られたり,否定されたりした場合は,ガン無視でしょう。しかし,そこに意味や理由があった時,自分が気づかなかった側面に気づくきっかけになりますよね。
会議の例を取ると...
「自分は,△△で○○だと思います。」に対して
「××の理由で反対です。」
とあるだけで,自分にはない着眼点を得ることができるので,会議に深みが出て,より良い活動に繋がるのかなと...
日本人は,基本イエスマン(ウーマン)が多いので,「ノー」を言う勇気や言われる勇気を持つことも大事でしょう!
近年,パワハラ云々で怒られると,すぐにネガティブイメージを持ったり,逃げ出したりする人が多いようですが,聞く意味のある説教と聞く意味のない説教があることを知っておくことは大切であると思います。
(これ以外にも,この弁証法は様々に活用できるので,調べてみてください。)
以上が天才の「考え方」でした。
頑張っていきましょう!!以上でーす。